新聞・雑誌等でみるロシア・CIS諸国の政治経済(愚考集)


by nekra
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メディア規制改正案の審議打ち切り

 先日のブログで「メディア規制法改正案」について取り上げたばかりだったが、今回メドヴェージェフ大統領がその改正案審議の打ち切りを下院に要請したようだ。

 メディア規制廃案を要請 ロ大統領、リベラル色発揮
 【モスクワ3日共同】ロシアのメドヴェージェフ大統領は2日、個人の中傷に当たる誤報をしたメディアへの閉鎖命令を認めるメディア法改正案について「メディアの正常な活動の障害になるのは明らかだ」として、改正案の審議を打ち切り、事実上の廃案にするよう下院に要請した。タス通信などが報じた。

 前大統領のプーチン首相が新体操のアテネ五輪金メダリスト、カバエワさんと再婚すると報じた大衆紙が休刊に追い込まれており、法改正案は政権側の報道統制強化の一環とみられていた。今回の廃案要請は、リベラル派とされるメドヴェージェフ大統領がメディアに対して柔軟な姿勢を示した形だ。

 下院は廃案要請を受け入れるとみられる。

 改正案はプーチン首相が率いる政権与党「統一ロシア」の議員が起草。ロシア通信によると、誤報を繰り返したメディアに閉鎖を命じることができるとされ、4月下旬に下院の第一読会を通過。報道関係者などから「報道への弾圧につながる」と懸念が高まっていた。

 ・・・あの騒ぎは結局何だったんだと疑問はつきないけれど。
 ところでメドヴェージェフ大統領の場合、息子イリヤを伴ってサッカーを観戦している姿をメディアに公開したり、週刊誌とのインタビューでも「ママに毎日電話している」と話したり、夫人スベトラーナは比較的目立ちたがり屋で露出が多いと言われるように、極度にプライベートを隠していたプーチンと違って、メディアとプライベートの問題をもっとラフに考えているようだ。
 (5月8日付『毎日新聞』)
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by nekra | 2008-06-03 10:42